戻るフォントサイズ(+)フォントサイズ(-)JapanesePrintリクガメ飼育日記-トップページ

2008年9月27日土曜日

身体測定の評価

Japanese戻る
一昨日、計測した身体測定の数値を調べることにした。
体重:190.5g,甲羅長:92mm がどの程度の健康(肥満)状態を示しているのかを調べるためである。
人間の場合、
BMI(Body Mass Index:ボディマス指数) と言うもので肥満度の目安をつける

  BMI : 体重(kg)/身長(m)2

  ※BMI指数の標準値は22.0 で統計的にみていちばん病気に
   かかりにくい体型で、体脂肪率とも相関している。
   (判定目安:日本肥満学会(国により違いがあるらしい))
   やせ<18.5,18.5<標準<25,25<肥満<30,30<高度肥満

ちなみに私は、23.5 の標準である。
BMI の計算がめんどくさい方には、「BMI」でネット検索頂ければ、身長と体重を入力するだけで即座に計算を行ってくれるサイトが多数存在する。

リクガメの場合、BMI のような基準は存在するのだろうか?
とりあえず、ぐっと「リクガメ 体重」。あるある、さすがにすばらしい!
リクガメの BMI のようなものはなかったが、やはり多くの統計から導き出されたものがまとめられている。中でも判りやすく参考にさせて頂いたのは、「カメゼミ」の「ギリシャリクガメの予測体重曲線」である。
飼育下でほぼ健康なギリシャリクガメの甲長と体重との実測値の関係を散布図に表し、甲長と体重との関係についての累乗近似曲線を作成し、数式を作成したと言うものである。

  ♂+♀の統計値、Y=0.371X^2.74
  ♂のみの場合、Y=0.506X^2.63
  ♀のみの場合、Y=0.401X^2.71
  ※Y;体重(g)、X;甲長(cm) (カメゼミより引用)

と言うもので、我が家のかめ太の場合、

  体重は、0.506 × 9.2cm ^ 2.63 ≒ 173.345472g

となる。

「栄養状態の評価」として、
・リクガメの体重は10%くらいは変動しますので、
 その程度の違いは誤差範囲と考えてください。
・体重が「予測体重曲線」より10%以上重い場合は、
 肥満傾向にあるのかもしれません。
 飼育下では運動不足になることが多いので、
 散歩の時間を増やしできるだけ運動させてください。
・体重が「予測体重曲線」より10%以上軽い場合は、要注意です。
 リクガメをよく観察し、異常があれば直ちに対処してください。
(※カメゼミ:ギリシャリクガメの予測体重曲線より引用)

とのこと、
かめ太の許容範囲は、156.010925g < かめ太(190.5g) < 190.680020g
...
甘々で何とか範囲内である。でも、肥満傾向は間違いない。
かめ太よ食餌療法だけでは、メタボ域に突入してしまう。
効率的な運動を考えよう!

0 件のコメント: