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2008年10月25日土曜日

健康食品

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寒くなってきたので、かなり食欲がなくなってきた。
保温力が低い自作ケージの限界か?(保温力向上プロジェクトはすぐに始動するつもりだが)食事量が少なくなると甲羅の成育にはよろしくないのではないかと、「やっぱり○○○だね!」のコマーシャルで有名な健康食品を販売している某会社の「カルシウム/マグ」と言うサプリを与えてみることにした。

DHCDHC成分

振りかける食材によって分量はさまざまだが、振りかけ方は、「簡単!均一にカルシウムを振りかける方法!」(初心者のためのリクガメ飼育講座の「ちょっとした裏技」)が大変参考になる。
※分量についても、いい加減な私よりも専門家の意見が掲載されていたので引用(カメゼミより)掲載させて頂く

【総合ビタミン剤やカルシウムなどを毎日与えても大丈夫か?】
(回答:「カメゼミより引用」)
トータストラストのハイフィールド博士は、著書のなかで「総合栄養補助剤 NutrobalあるいはRep-Calを毎日の餌の4%分を投与するとよい」と述べています。
毎日投与ということですが、多くの場合は総合ビタミン剤を与えすぎてしまいがちですが、正確に分量を計れるのなければ、少し控えめのほうが無難です。
また、総合ビタミン剤に含まれるビタミンAやビタミンDは体内に蓄積されるので毎日投与しなくてもよいと思います。カルシウム剤も餌にわずかに混ぜる程度(←耳かき1杯程度)で良いでしょう。
なお、カルシウム剤をエサ場付近の床土に適当に振りまいておくと、エサに付着したカルシウムが自然に摂取できるので、継続的に摂取させる良い方法だと思います。

【飲み水にミネラル水を利用しているが、その効果は?】
(質問:「カメゼミより引用」)
飲み水にミネラル水を利用しております。地中海リクガメについての文献を読むと、地中海沿岸地方の土壌にはカルシウムが豊富なため、水もカルシウムの含有量が高いとの記述に出会いました。購入していたミネラル水がカルシウム含有量が高い事を売り物にしておりましたので、飲み水として与えています。
ただ、マグネシウムも豊富とのことでしたので、思わぬ副作用の存在におびえております。
表示されている成分は1リットルあたり、カルシウム 486、ナトリウム 9.1、サルフェート 1187、マグネシウム 84、カリウム 3.2、pH値 7.3、「フランス・ヴォージュ山脈の豊かな地層から」湧き出ているそうです。
(回答:「カメゼミより引用」)
ご質問のミネラル水は、カルシウムとともにサルフェート(硫酸イオン)が多く、主成分は硫酸カルシウムだと思います。本来、硫酸カルシウムは水に溶けにくいのですが、硫酸カルシウムが多い地層を通る間にわずかづつ溶解されたのでしょう。水に溶けている程度の硫酸カルシウムは生体には害はありません。ちなみに、硫酸カルシウムの結晶を焼いたものが石膏です。

 リクガメは飲水量が少ないので、水から供給されるカルシウム量はそう多くありません。そのため水のカルシウムは見過ごされがちですが、すでに水に溶けている状態なので吸収がよく、良質なカルシウム源です。カルシウムが不足しやすいリクガメですから、飲料水にカルシウムが多い水を与えることは大切ではないかと思います。ただ、長期に与える場合にはコストがかかるのが気になります。

 マグネシウムについては全く問題ありません。マグネシウムは、体内での正常なカルシウム調節に必要な必須栄養素の一つなので、十分な供給が必要です。野菜はマグネシウムが多く、それを主食とするリクガメではマグネシウムの問題はまず起こらないと思います。

要するに、「与えすぎは、ダメですよ」と言うことらしい
何にせよ、かめ太の様子を見ながらすすめて行きたいものだ!

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